引用元：https://www.shinetsu.co.jp/jp/products/%E6%A9%9F%E8%83%BD%E6%9D%90%E6%96%99%E4%BA%8B%E6%A5%AD/silicone-resins/
| 会社名 | 信越化学工業株式会社 |
|---|---|
| 住所 | 東京都千代田区丸の内一丁目4番1号 |
信越化学工業株式会社は、1926年に設立された長い歴史のある企業です。生活環境基板材料事業と電子材料事業、機能材料事業、加工・商事・技術サービス事業の4つの事業を展開しています。本記事では、信越化学工業の特徴を詳しく紹介していきます。コンフォーマルコーティング剤を開発・販売している会社をお探しの方は、ぜひ参考にしてください。
5,000種類以上の製品を提供する企業
信越化学工業は、信濃の水が生み出す電力と新潟県・親不知の大地から採掘される石灰石の2つの自然の恵みの出会いから歴史をスタートさせた会社です。現在は産業・社会の持続的な発展への貢献のために、次世代における課題解決と価値創造の実現に寄与する素材の研究開発の強化に取り組んでいます。とくにデジタル化とスマートインフラ、効率性の向上、健康増進、環境貢献に力を入れており、塩化ビニル樹脂やシリコーンウエハーなど様々な製品分野で世界シェアナンバーワンを獲得しています。
信越化学工業が製造するシリコーンの特徴は、自動車や電気・電子、化粧品、食品など幅広い分野で使用されていることです。2025年時点で、信越シリコーンで生み出された製品の数は5,000種類にも及びます。オイル製品からレジン・オリゴマー製品やシラン製品まで幅広いシリコーン製品を展開しています。
信越化学工業株式会社のシリコーンレジン
信越化学工業では、食品や化粧品から農業まで多様な分野のニーズに応える材料を生み出す機能材料事業において、シリコーンレジンを製造しています。シリコーンレジンとは、3次元網目構造で構成された樹脂です。耐熱性や耐候性、電気絶縁性、はっ水性など様々な特性を持っており、樹脂材料などとして使用されています。ここでは、信越化学工業のシリコーンレジンの特性と代表的な製品を紹介します。
シリコーンレジンの特性
信越化学工業のシリコーンレジンを樹脂材料として使用した場合の特性としては、耐熱性や耐候性、高硬度、はっ水性、電気絶縁性などが挙げられます。シリコーンレジンは、非常に熱に強く最大で250℃程度の熱まで耐えられます。また、耐紫外線性能にも優れているため、塗料からコーティング、電気用途など幅広い分野での利用が可能です。
代表的な製品
信越化学工業のシリコーンレジンは、耐熱・耐燃バインダーや防湿絶縁コーティング、耐熱塗料有機樹脂の改質、耐熱塗料、防湿絶縁コーティングなどの用途で使用されています。過去には、業界初となる乳化剤を使用しない水系の速硬化シリコーンレジンを開発した実績も持っています。群馬事業所によるサステナビリティ活動
信越化学工業では、信越シリコーン製品の主力生産拠点である群馬事業所において、省エネルギーの推進と温室効果ガスの削減や水資源の保全、廃棄物の対応と大気汚染防止などの様々なサステナビリティ活動に取り組んでいます。ここでは、信越化学工業の群馬事業所で取り組まれているサステナビリティ活動について詳しく紹介していきます。
省エネルギーの推進と温室効果ガスの削減
信越化学工業の群馬事業所では、1996年に環境マネジメントシステムに関する国際規格を取得して以来サステナビリティ活動に積極的に取り組んでいます。群馬事業所の各工場では、主に省エネルギーの推進や温室効果ガス排出量の削減、水資源の保全、水質汚染物質の規制値の厳守とさらなる削減、廃棄物の削減、大気汚染物質の規制値の厳守とさらなる削減などの活動を行っています。
