
会社名 | 株式会社スリーボンド |
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住所 | 東京都渋谷区恵比寿1-18-15 |
電話番号 | 03-5793-1333 |
スリーボンド株式会社は、自動車や電子機器など多様な産業を支える化学製品メーカーです。世界各地に生産拠点を設けており、高品質な製品を安定して提供できるようにサービス向上に取り組んでいます。この記事では、スリーボンドの3つの強みや4部門の協力体制、さらに日々生み出されている最新技術について詳しく紹介します。
スリーボンドのオーダーメイドの3つの強み
スリーボンドは、お客さんごとの課題に応じた製品提供を可能にするオーダーメイド体制を確立しています。3つの強みにより、最適なソリューションを迅速かつ柔軟に提案しています。営業技術員がサポート
スリーボンドでは、営業と技術の垣根がなく知識と経験を備えた営業技術員が、お客さんの現場での課題や開発ニーズを的確に把握します。また最適な製品提案をスムーズに行う体制が整っており、開発の初期段階から納品まできめ細やかなサポートが可能です。もしオーダーメイドが難しい場合でも、スリーボンドが保有している1,600点以上の製品の中から最適な製品を選定してくれるので安心です。
技術が駆使された研究開発
スリーボンドの研究開発部門では、接着やシール技術などの専門分野において、さまざまな機能を持つ製品の開発に取り組んでいます。長年の実績や知識を活かし、業界ごとの技術トレンドを反映したカスタマイズにも対応しています。さらに、用途や素材に応じた最適な商品を提供することも可能です。グローバルなネットワークを活用
スリーボンドは、アジア、ヨーロッパ、アメリカなど世界各国に拠点を持ち、現地での生産と供給を行っています。これにより安定した品質管理とスピーディな供給体制を両立させることが可能です。グローバルに展開する企業にとっても信頼性の高いパートナーとなってくれるでしょう。4部門の協力体制でニーズに応える
スリーボンドでは、研究開発、生産、品質管理、販売の各部門が国内外で連携し、一体となってお客さんのニーズに的確に応える体制を築いています。スリーボンドの4部門について、詳しく見ていきましょう。研究開発部門
スリーボンドの研究開発部門は、お客様に大きな価値を提供することを目標に、蓄積された知見を活かしながら新技術の創出に取り組んでいます。豊富な情報や技術は開発データベースで共有され、それを基にさらに優れた製品開発へとつなげることが可能です。こうした取り組みを通じてお客さんや社会に貢献できる製品の提供を実現しています。
営業部門
営業部門は技術的な相談から価格、品質、法務に関する問い合わせ、そして製品納入後のフォローまで幅広く対応しています。お客様第一主義を掲げ、対面でのコミュニケーションを重視し、お客さんと密接な信頼関係を築くことで最適な解決策を見つけ出しています。生産部門
国内8カ所、海外15カ所の生産・加工拠点を持つ生産部門は、多様なニーズに応えられる体制を整えています。国内の拠点は東西で専門化を進め、海外の各拠点は地域の市場動向に合わせた生産計画を立てることで、品質とサービスの向上を実現しています。品質保証部門
品質保証部門は、お客さんの期待に添う品質を維持し、安定した製品供給を支えています。化学物質の管理や生産工程、作業環境、製品の保管などに細心の注意を払い、ISO9001やISO14001の基準に準拠したマネジメントシステムを継続的に運用しています。R&Dセンターで日々生み出される最新技術
スリーボンドのR&Dセンターは、2012年に神奈川県相模原市に設立されました。最先端の機器や研究設備を備え、自由な発想と活発な議論を大切にする開放的な環境が特徴です。環境負荷低減にも取り組みながら、新しい価値を生み出す製品開発に日々挑戦しています。医療機器向け紫外線硬化性樹脂
医療機器市場は世界でも大きな規模を持ち、今後も安定した成長が期待されています。とくにカテーテルや注射器、内視鏡などの治療機器では接着剤の使用が多く、作業時間短縮につながる紫外線硬化性樹脂の需要が高まっています。スリーボンドはこれまでに注射針や輸液チューブの接着に適した医療向けの紫外線硬化性樹脂を開発し、幅広く活用されています。
バイオマス原料の紫外線硬化性樹脂
地球温暖化が深刻化する中、CO2排出削減が重要な課題となっています。とくにプラスチック製品の廃棄問題が注目される中、バイオマス由来の原料は焼却時に出るCO2が元の大気中のCO2と循環するため、環境負荷が少ないとされています。スリーボンドはこの考えを基に、バイオマス度45%の環境に優しい接着剤を開発し、使いやすさと環境配慮を両立させました。