
会社名 | 株式会社ハーベス |
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住所 | 埼玉県さいたま市浦和区常盤9-21-14 パークサイドガクヤビル |
電話番号 | 埼玉県北足立郡伊奈町西小針5-60 |
株式会社ハーベスは、フッ素技術を核として多角的な事業を展開する企業です。ハーベスの技術は防汚性や撥水性、撥油性など優れた特性を持ち、様々な分野で活用されています。日常生活から産業用途まで幅広いニーズに対応し、人々の暮らしをより快適で豊かなものにすることを目指して事業を推進しています。
日常生活をより豊かに潤いあるものとするため幅広く事業展開
株式会社ハーベスは、フッ素技術を基盤とした多様な事業を展開することで、人々の日常生活に潤いと豊かさをもたらしています。同社の事業領域は実に幅広く、一般消費者向けの製品から産業用の特殊素材まで多岐にわたります。とくに注目すべきは、独自に開発したフッ素コーティング剤を活用した製品群です。この技術により、日用品から建材、自動車部品に至るまで、様々な製品に付加価値を提供しています。
例えば、キッチン用品においては汚れが付きにくく手入れが簡単な製品を実現し、忙しい現代人の家事負担を軽減します。
また、建築分野では外壁や窓ガラスに応用することで、メンテナンスの頻度を大幅に削減できる製品を提供しています。さらに同社は、環境への配慮も忘れません。フッ素化合物の環境負荷を最小限に抑える技術開発にも積極的に取り組み、持続可能な社会の実現に貢献しています。
このような姿勢は、単に製品を販売するだけでなく、社会全体の質的向上を目指す企業理念の表れといえるでしょう。
研究開発部門では常に新しい応用分野を探求し、既存技術の改良と新技術の開発を並行して進めています。顧客のニーズを的確に捉え、それを形にする技術力と柔軟性が、同社の大きな強みとなっています。
多様な用途に使用できる高性能なフッ素コーティング剤を提供
株式会社ハーベスが提供するフッ素コーティング剤は、その高い性能と汎用性により、実に多様な分野で活用されています。同社の製品は、撥水性、撥油性、防汚性、耐薬品性、低摩擦性など、複数の機能を同時に発揮することが可能です。これらの特性により、一つの製品で複数の課題を解決できるため、多くの企業から高い評価を得ています。工業分野では、機械部品の表面処理に使用され、摩擦による摩耗を抑制し、部品の寿命を大幅に延ばします。
とくに自動車産業においては、エンジン部品やトランスミッション部品への応用により、燃費向上と耐久性向上を同時に実現しています。医療分野においては、医療機器の表面処理に応用され、汚染防止と清掃の容易さを実現しているのです。
手術器具や診断装置など、高度な清潔性が求められる機器において、細菌の付着を防ぎ、消毒作業の効率化にも貢献しています。繊維産業では、衣類や布製品に防水・防汚機能を付与し、高機能テキスタイルの開発に貢献しています。
アウトドア用品やスポーツウェアにおいて、快適性と機能性を両立させる重要な技術として重宝されているのです。同社のコーティング剤は、薄膜での処理が可能なため、素材本来の質感や風合いを損なうことなく機能を付加できる点も大きな特徴です。
また、処理プロセスも比較的簡便で、既存の製造ラインに組み込みやすいという利点があります。さらに、耐熱性や耐候性にも優れており、過酷な環境下でも安定した性能を発揮します。環境面でも優れており、VOC(揮発性有機化合物)の排出を抑えた製品開発に成功しました。
近年では、PFOA(ペルフルオロオクタン酸)フリーの製品開発にも取り組み、環境規制への対応も万全です。品質管理体制も徹底しており、ISO規格に準拠した厳格な検査を実施することで、安定した品質の製品を供給し続けています。
原材料の調達から製造、出荷まで一貫した管理体制を構築し、トレーサビリティの確保にも努めています。このような総合的な強みが、幅広い業界での採用につながっているのです。
モバイル機器などにも使用可能
近年、株式会社ハーベスのフッ素コーティング技術は、急速に普及するモバイル機器分野でも注目を集めています。スマートフォンやタブレット端末、ウェアラブルデバイスなど、日常的に手に触れる電子機器において、同社の技術が重要な役割を果たしているのです。とくに、ディスプレイの指紋付着防止や、本体の汚れ防止に効果を発揮します。従来の技術では困難だった、薄さと耐久性の両立を実現したことで、デバイスの薄型化・軽量化にも貢献しています。
また、防水性能の向上にも寄与し、日常生活での水濡れによる故障リスクを大幅に低減可能です。電子部品への応用では、基板の防湿処理にも使用され、機器の信頼性向上に貢献しています。
さらに、タッチパネルの操作性を損なうことなく、表面を保護する技術も開発されており、ユーザビリティの向上にもつながっています。
同社は、モバイル機器メーカーとの共同開発も積極的に行い、次世代デバイスに求められる新たな機能の実現に向けて研究を進めているのも特徴的です。5G時代の到来により、より高性能で多機能なデバイスが求められる中、ハーベスの技術はますます重要性を増していくことが予想されます。